ももが旅立って1年
忘れたことは一度もなく、
時間だけが解決してくれると教えてくれた人々が口にした
「時薬」という言葉も
むなしく感じる日々が、本当に長く続きました。

もちろん今もペットロスの真っ只中にいます。

でもそれがなにか?

大切な存在を失ったのだから
当然の反応と思えるようになりました。

本当であれば昨年3月に出版予定だった介護本の
担当編集者の方には申し訳ないと思っています。

両親の介護を手伝ってくれている
たくさんのスタッフさんにも
精神状態がやばい奴で申し訳ないと思っています。

でもね
私にとっては唯一無二の存在だったから
これくらいのわがまま
許してよって
心の中では叫んでました。

口に出せない分
体は正直で、百日咳から気管支炎
気管支喘息~骨折~腎盂炎・・・

病院と縁の切れない1年になり
今は腎臓のケアをしています。


本では山川先生がペットロスについて執筆していますが
先生の原稿を何度も読み
そして本を作り続けることが
私の「グリーフワーク(悲嘆作業)」で
この本をもとにひとりでも気が楽になる飼い主さんがいることが
私のモーニングワーク(喪の仕事)」なんだと
理解でき、そして作業が再開できました。

そこに至るには
たくさんの方々の励ましと
たくさんのイヌの愛があります。


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今もまだペットロス真っ只中ですが
普通に暮らし
時折空を眺めてはももに話しかけ
足元にいるシャインにも
同じような問いかけをしている毎日。

シャインはきっといつも私のそばにいる
ももの存在に気が付いていると思いますが
クレバーな男の子なので
10歳のおじいワンですが
無邪気に甘え、私を目で追い
私に寄り添い
支えてくれています。

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今後さまざまな場所でイベントを開催しますが
ペットロスについて語り合える場所も
作ることができればいいなと思っています。

またご報告しますね。