老犬LOVERS♥明るい老犬介護~柴犬もも20歳・お空組~

20歳5カ月で旅立った柴犬ももとの暮らしを振り返りながら、11歳のボーダーコリー★シャインの健康管理にまつわる様々な情報発信をしたいと思います。

ももは子どもの頃からペット保険に加入し
亡くなる前日までお世話になりました。
保険のおかげで
動物病院に行くことをためらわず
必要な医療を選択できたと思っています。

毎年、更新時期にあわせ
保険証用の写真を撮るのも楽しみでした。

この写真は2016年の春の写真。

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18歳のおばあワンとは思えない
なかなかの美魔女・・・だと。


そして
そして
実は、婆(私の母)のペットロスがひどく
透析患者なんですが、ももがいなくなって
高血圧と、倦怠感に悩まされ
いろいろな方に相談し、老犬さんを迎えるべく
準備しております。

私自身が、新しく迎える老犬さんに
準備したい環境の一つがペット保険。

だが・・しかし・・・
お相手の年齢が8歳を越えると
ももがお世話になっていたアニコムさんは
加入できないことがわかり
はてどうしようと悩み始めました。

ペット保険で検索すると13社ほど出てきます。
比較検索もできるので
うちの子候補の老犬さんのデータを入力すると
4社は加入できるのですが
保険請求の手続きが面倒だったり。

こうしてみると、もものときは楽でした。

病院の窓口で、保険証を出すだけで半額負担
momo保険

何のストレスもなく通院できたのですから。


そして

飼い主もまた
瑣末なことも獣医さんに相談できる
そんな関係作りができたので
20歳5カ月
無事完走できたと思っています。

うちの子候補が登場するたびに
ももが最期までお世話になった獣医さんに会いに行き
相談しているのですが
家族に迎える前に、
家庭の事情や飼い主のスキルを専門家が
冷静に判断してくれて、ありがたいです。


これだけ老犬さんが増えているのに
もっと加入年齢、上げてもいいような気がしますが
みんな、保険、いらないのかな?

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「ももちゃんが着けているベルト、なんですか?」と
コルセットのことを聞かれることがあります。


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これのことですね。

まるでレスリングの選手のようないでたち。

わんこ用のコルセット
2011年の秋ごろから、着用を始めました。


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ももが9歳の時、会社から帰ると
ももが泣き叫んでいたと隣の奥さんが教えてくれ
慌てて病院に連れて行ったら、椎間板ヘルニアの診断。
獣医さんと相談し、手術ではなく
疼痛管理をステロイドですることにして
最低容量のステロイドを日常的に服用し
痛みが出ると入院して行動抑制と注射。

ただ、あまり長期間ステロイドを飲ませるのも怖いので
セカンドオピニオンをもらおうと
別の病院に行ったら「変形性脊椎症」の診断でした。

正直、どちらにしても
手術する気持ちはなかったので
非ステロイドの薬に変えて
関節痛に効くサプリも増やし
年に2度くらいの「激痛」タイムが来ると
入院という形で維持していたのですが・・・

2011年の夏に症状が進み、このままいくと
歩行困難になり、痛みどめそのものも
少し考える必要があるとのことだったので
コルセットの装着を相談。

今もそうですがフルオーダーのコルセットは高額で
フツーの会社員である私には
たとえ可愛いもものためでも
かんたんに注文できない金額でした。

そこでネットで
「犬・コルセット・・・」と検索して
出てきたのが、この商品。

岡山にある
人間用のサポーターや装具を製造販売している会社
なぜか犬用のコルセットを作っていて
しかも「わんコル」なんてベタな名前で
さらに手作り感満載の動画が・・・
なぜか信用できたんですね。

価格も1万円以内。
これなら試して駄目でも諦めがつく。

それで獣医さんに相談し、
メーカーから取り寄せ、装着してもらい
嫌がらなかったので日常的に使用することに。

下の写真は装着1年目
15歳のもも。
シャンとしてますでしょ。


写真 (2)

このコルセットが
旅立つまでの7年間
ももの歩行能力を維持してくれました。

犬用の装具、いろいろあります。

老犬さんにあったものに
出会えるといいですね。







ももが亡くなり、さまようような日々を送る中
いろいろな方に支えていただきました。

そのおひとりが保護犬さんたちに新しい家族を迎えるべく
シャンプーボランティアと、自宅に預かり
人に馴らす活動をしている女性。

ご自身でトリミングサロンを経営していらっしゃるのですが
そのかたわら、保護犬さんたちのケアを
保護センターとご自宅で行っています。 

最初は電話でお話、ご自宅に伺って、
多頭飼育崩壊からレスキューされた
ちわわさんに会わせてもらいました。

そして次はシャンプーボランティアの見学。

このとき・・・
ももに後ろ姿が似ている柴わんこが収容されていて
心が痛み、もう行くのはやめようと思ったのですが
なぜ柴の収容が多いのか
保護犬さんの里親探しをやっている方のサイトを見ても
柴犬か、柴ミックスが多いのに気が付き
その原因を考えてみたくなりました。

そしてはじめてのシャンプーボランティア

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この子、たぶん10歳くらいのおじいわん。

ブラッシングもシャンプーも嫌がらず
もちろん噛みつこうともせず
ただただ人間の顔をみつめてくれる
穏やかな子でした。
どうして捨てられちゃったんだろう。

家族と離れ離れになっても
人を嫌いにならないでいてくれる。
この子に新しい家族ができるまで
ちゃんとお手伝いしたいなって心から思いました。

ほかにもたくさんの柴わんこ。
2018-03-21
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みんな本当にいい子でした。

柴さんって、知らない人に触られると
口がでちゃう子もいるのですが
みんなボランティアさんを受け入れ
最後の子なんて顔を舐めようとするんです。


どうして柴さんの保護犬が多いか。

飼ってみたい犬種1位とかね
コマーシャルで見らからとかね
雰囲気で買っちゃう(飼っちゃう)のかもしれない。

2016年のJKCの飼育犬種登録データでも
柴犬は堂々の5位です。
JKCは血統書つきの子のデータなので
柴ミックスを含めたら
もっと多いでしょう。

私もこんなにしっかり犬と向き合ったのは
ももが初めてなので
いろいろ悩んだし、ものすごくお金もかかったけど
ももを手放すことは一度も考えませんでした。
家族だから。

でも大人の事情で、そうも言っていられない方がいるのも
十分理解できます。

だから、できるひとが命のリレーをすればいい。
そのひとつの中継点になれたらいいなと思っています。


写真の子たちに
新しい家族ができますように。

気になる子がいたら
メールくださいね。

シャンプーボランティアの活動は以下のブログに詳しく載っています。
保護活動の様子
ぜひごらんください。

多頭飼育崩壊からレスキューされた
ちわわさんの写真も載っています。



終生飼育が当然と思っていましたが
昔と今とでは、人間側の事情が違う
その一言で片づけてしまうのは
あまりにも悲しいので
終生飼育するための工夫なども
ご紹介できればと思います。




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